オリジナルシールは、業者に製造を依頼することができますが、少し工夫すれば自分でDIYで作ることもできます。
自分でオリジナルシールを手作りする魅力は、なんといっても制作する工程を楽しむことができるという点と、コストを抑えてリーズナブルに作れるという点ではないでしょうか。
100均で販売されているアイテムだけを使って、オシャレな透明シールを作ることも可能です。
透明シール作り方1:まずは素材集めから始めよう
透明シールを作る際には、まず何をシールにするのかを考えて、素材集めから始める必要があります。
スマホのアプリは大活躍してくれる必須アイテム
スマホには、オリジナルシールを作る際には必須ともいえるアプリがたくさんラインナップされています。
それぞれのアプリごとに、どんな素材でどんなシールを作れるのかが異なりますが、無料で利用出来るアプリもたくさんあるので、ぜひ活用しましょう。
透明シール作り方2:紙に印刷する
アプリを使って作成したオリジナルシールのデザインは、自宅のプリンターを使って印刷するか、業者のプリントサービスを利用して印刷を行います。
透明シールを作る際には、イラストや写真を透明なシートに印刷しなければいけませんが、自宅のプリンターの中には、そうしたツルツルの素材への印刷が難しいことがあります。
その場合には、業者の印刷サービスを利用すれば、大きなコストをかけなくても簡単に透明な紙への印刷が可能となります。
自宅のプリンターで印刷したものを使うのもアリ
自宅のプリンターを使って紙に印刷したイラストや写真などを、シールの素材として使うことは、もちろん可能です。
透明シールにはなりませんが、イラストや写真を切り抜いたうえで透明なテープなどでシールを作れば、完全な透明ではないものの、透明な部分が広めのオリジナルシールを制作できます。
透明シール作り方3:強度をアップしよう
どんな透明な素材に印刷をしたかによって、その素材の強度は異なります。
あまりペラペラしている素材だと、破れたり折れたりというリスクが高くなるので、強度をアップさせておくことをおすすめします。
ラミネートフィルムが大活躍
透明シール作りで大活躍してくれるのは、100均でも販売されているラミネートフィルムです。
これは、プラスチック素材のフィルムの間に、挟み込みたい紙やシートを入れるだけで簡単にラミネートできるという便利なアイテムです。
ラミネーターなどの機材は一切必要ありません。
透明テープで代用もOK
ラミネートフィルムの代わりに、透明テープを両側から挟み込んでラミネートフィルム代わりにするという方法もアリです。
ラミネートフィルムと比べると若干柔らかくなりますが、カーブした表面にシールとして使いたい時には、ラミネートフィルムよりも透明テープを使ったほうが使いやすいでしょう。
使いたいシールの大きさにカットする
ラミネートフィルムおよび透明テープで素材を挟み込んだら、使いたいシールの大きさに合わせてカットしていきます。
この時、素材のギリギリ外側をカットする分には問題ありませんし、大きめに余白をとってカットするのもOKです。
ただし、切断ラインが素材にかかってしまうと、ラミネートや透明テープで挟み込んだ部分が接着されていないことになるので注意してください。
透明シール作り方4:接着面を作る
透明シールの素材部分ができたら、次は接着面と合わせていきましょう。
両面テープを使う方法
最も簡単な方法は、両面テープを使うという方法です。
この場合、シールが透明なので、両面テープのラインがシールの内側に入ってしまうと、表側にも透けてしまいます。
できれば、幅広の両面シールに透明シールを乗せて、シールの形に合わせて両面テープをカットするという使い方をおすすめします。
ノリを使えばリサイクル可能
透明な水ノリを使って接着面を作る事もできます。
まず、プラスチックやガラスなどツルツルした表面に水ノリを少し多め、そして厚めに垂らし、自然に乾燥させてください。
完全に乾燥させてからはがすと、表面に接着性があるので、透明シールと貼りたい場所の間に使えば接着剤の代わりとなります。
しかも、剥がしやすいですし、剥がした後にテープの跡が残ってしまう心配もありません。
透明シールの作成に必要なモノ
透明シールをDIYで手作りする際には、いくつか必要になるアイテムがあります。
必要な時にショップへ足を運んでも良いのですが、事前に準備しておけば、スムーズにオリジナルシールを自作できます。
それに、100均で購入できるアイテムが多いので、低予算でオリジナルの透明シールを作りたい人にもおすすめです。
印刷用の透明なシート
100均で販売されているスライド用の透明なシートは、パソコンやアプリを使って素材を集めた後、プリントアウトする際に使います。
ただし、透明なシートといっても自宅のプリンターでは印刷ができないものもあるため、シートを購入する際にその点をよくチェックしてください。
ラミネートフィルム
ラミネートフィルムは、イラストや写真などのシール素材を印刷した透明なシートに強度を持たせるために使います。
透明なテープで代用することもできますが、透明なテープよりも見た目も大きさ的にもラミネートフィルムを使ったほうが高い完成度で仕上がります。
カッターやはさみ
カッターやはさみは、シール素材やラミネートフィルム、透明なテープなどを好きな形にカットするために使います。
カッターでもはさみでもそれほど大きな違いはありませんが、同じ大きさにたくさんの素材をカットしたい時などには、はさみよりもカッターを使ったほうが素早く作業ができます。
両面テープor水ノリ
両面テープおよび水ノリはオリジナルシールの接着面を作る際に使うアイテムです。
どちらも100均で購入できます。
透明シールを自作する際のポイント
自宅でDIYのオリジナル透明シールを手作りする際には、どんなポイントに注意したら良いのでしょうか。
印刷後はしっかりとインクを乾かそう
紙に印刷をした時でも、印刷した直後にこすったりすると、インクがにじんでしまうことがあります。
透明シールの制作では透明なシートに印刷をするため、インクが完全に乾くまで、あまり触ったりこすったりしないように注意してください。
紙に印刷する場合と比べると、完全に乾くまでの時間は長くなります。
日が当たる場所に置いて乾かすなど、しっかり乾かすことが、失敗しないためのポイントです。
大きさには注意が必要
透明シールを作る際には、シールのサイズが大きすぎないように注意しなければいけません。
その理由は、透明シールの作成では、ラミネートフィルムや透明テープなどを使って仕上げていくわけですが、こうしたアイテムはサイズ的に大きなものを見つけることが難しいからです。
例えば、透明テープは、幅が限られているので、A4サイズの透明シールを作成するとなると、透明テープのラインが何本もシールの裏から透けて見えてしまうことになります。
完成度がイマイチになってしまうという点で、あまりおすすめではありません。
透明シール作り方は難しくない
DIYで透明オリジナルシールを作る方法は、難しくありません。
ただし、紙へ印刷する場合と比べると、クリアなシートへ印刷する際には、乾燥するのに時間がかかりますし、プリンターとシートの相性によっては、きれいな印刷が難しい場合もあります。
その場合には、印刷の部分だけをコンビニや業者へ依頼するなど、工夫しながらオリジナルシールを作成すると良いでしょう。
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